休日に実家の本棚を整理していたらでてきました。
その名も「とらべるまんの北海道」。
この本、全てが手書きで体験を下に書かれた
160ページにものぼる傑作です。
冊子を開く1ページ目には強烈な見出しの言葉が
「もしもあなたが若いのなら、荷物を背中にかついで
旅をしよう。・・・・(中略)・・・・
いくつになってもできそうな旅は、もっと年をとって
からにしよう。今しかできない若い旅、それがここには
あるのです。・・(以下省略)・・」
私はこの本をバイブルにして学生時代北海道を夏冬数え
延べ4回放浪しました。当時はまだ「国鉄」であり座席自由の
夜行列車も頻繁に走り、北海道を格安で縦横無尽に旅する
ことができました。もちろんインターネットなどない訳で
すべてがアポなし、事前調査なしの行き当たりばったり。
私が学生時代は(今もそうかな?)首都圏の大学は
7月中旬~9月中旬が夏休みで、前半は個人の自由、
後半はオケ三昧のような日々を送っており、
携帯電話などあるわけもなく、所在不明は当たり前、
情報乏しく、日々の生活の選択肢が今ほどあるわけでも
ない非常に大らかな時代で、そんな訳で北海道に
はまっていた私は、一人で行方をくらまし北の大地で半分
野宿のような生活に没頭できたのでありました。
なんとも懐かしい。
この経験は私のかけがえのない財産であり、今の自分の
エンジンもこのあたりにあるのかなと感じる今日この頃。
先日北海道に行った宿には「なまら蝦夷」という本があり、
「とらべるまんの北海道」の続編が出版されておりました。
今回はレンタカーでの北海道旅行をしましたが子供達には
これからの難局にも希望の持てるきっかけのある風景と
思い出を焼き付けて人間性を広げることができればと思った
のですが、あのふたり、どー思ってんのかな~。
まさに「親の心子知らず」ですね。
1985年発行
2009年発行
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